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歯周病のチェック
これらの症状の2つから3つに思い当たるふしがあれば、歯周病を疑ってください。
- 息は臭くないですか?
- 歯ぐきから血や膿が出ていませんか?
- お口の中がねばついていませんか?
- 歯ぐきは健康的なピンク色ですか?赤くぶよぶよと腫れていませんか?
- 歯がグラグラ動いてきていませんか?
- 歯ぐきが痩せて隙間が開いていませんか?
- 歯ぐきが痛くなったり治まったりを繰り返していませんか?
歯周病について分かっていただきたいこと
歯ぐきと歯の間に深い溝(ポケットといいます)が出来、その中に多くの固い「歯石」がこびりついています。歯石は歯ぐきの中の見えない部分についています。見えないからと油断していると悪化させてしまうことがあります。
その歯石こそ歯周病の真の原因であり、深く歯の根にこびりついており、歯ブラシでは取り除くことが出来ません。
ブラッシングだけでは進行した歯周病は改善出来ません。この歯石は除去することが必須です。
歯科衛生士によるケア
歯周病は歯を支える骨がなくなる病気
歯周病は歯を支える骨がとけてなくなる病気ですが、必ずしも歯ぐきも一緒に痩せていくとは限らないので、自分の自覚以上に骨が痩せ、病状も進行していることが多いです。
歯ぐきが痩せていないからといって油断出来ない
痩せてしまった骨を再生することは難しいことです。また、骨自体に痛みは少なく、したがって早期発見、早期治療が望ましいのです。
治療(歯石除去)には時間が必要
歯根の形は複雑です。また少しずつ探って取り除いていくので、こびりついた歯石を取るのには期間が必要です。
今までしみていなかった歯が、治療後しみることがあります
歯の根の部分はしみやすい部分。その周りを覆っていた歯石を取ったため、今までしみなかった歯がしみることも。ブラッシングで徐々に治まって きますが、少し時間が必要です。
歯周病はその汚れ(細菌)のせいで磨きにくくなっている
汚れがつきやすくなっている状態(合わないかぶせや、歯並びの不正など)や、不良な咬み合わせによって、歯に負担がかかる状態なども、歯周病を悪化させる要因となります。
歯周病はブラッシングや歯石取り以外にも、薬でも改善を目指せます。ただし、各々単独よりも、一緒に行うことで相乗的なメリットが期待出来ます。
歯石除去は歯ぐきの中で処置をするため、状態によっては痛みを伴う場合があります。当院では出来るだけ痛みを感じさせないよう局所麻酔を行い、痛みの少ない治療を心がけています。
歯周病の検査と治療
検査
- 歯型
- レントゲン検査
- 歯周ポケット検査、出血、歯の動揺
- 咬み合わせの検査
- 顕微鏡検査
ブラッシング指導
歯石除去
ルートプレーニング、歯周ポケット掻爬